成長速度と生死の関係
成長スピード、食欲が生死を分ける
アオリイカは成長がとても早く物凄いスピードで大きくなっていくのですが、この個体の大きさが生死を分けるのです。
アオリイカは生まれてから数ヶ月は体が小さく周りの魚の格好の標的となっているため、早く成長することは生存率に大きく関わってきます。これはどの海の生物にも共通することですね。
生息範囲と行動範囲
アオリイカの生息範囲
アオリイカは身近に存在しますので、砂地や淡水の場所以外であればほとんどの場所で釣ることができます。
海水がきれいであればあるほど生息数が増えるので、季節ごとのアオリイカの行動に合わせて釣れる場所を適時選んでいきましょう。
例えば、このような感じです。
アオリイカの一生と産卵
アオリイカの一生
アオリイカは水温が高い場所を好みますので、季節のにより生息する場所を移動する傾向があります。産卵期は地域によって異なるため長期にわたりますが、大まかな一生は以下のようになります。
アオリイカの雄雌(オスメス)と体色の変化
アオリイカのオスとメス
アオリイカのオスとメスは表面の模様で簡単に区別することができます。
オスは体に横筋模様が入っており、メスは水玉のような斑点模様が入っています。
一目瞭然ですので、見ればすぐにわかります (^_^)
また、メスよりもオスの方が成長スピードが早く大型になりやすい傾向があります。
アオリイカが好むエサの種類とエギの型
主食とするエサの種類とエギの型
アオリイカのエサは主に魚類と甲殻類になります。しかし海水温が低い時期は、ボトム(底)付近に潜んでいるため甲殻類が主なエサになります。
また暖かくなってくると活性が上がり浅場にも上がってきますので、そうなると小魚などもターゲットになってきます。
エサの捕食方法と食べ方
アオリイカのエサの捕え方
海に生息する生き物は獲物を追い回して狩りをするイメージが強いですが、実際は待ち伏せをしている時間が結構長いのです。
広い海をむやみやたらに追い回してもなかなか捕まえることはできません。イルカやクジラでさえも集団で狩りをする群れがあるくらいです。
アオリイカの体型・体色と光への反応を知り釣果を上げる
アオリイカの体型と体色
アオリイカはやや丸みを帯びた体型をしていて、ミミ(外套膜:がいとうまく)が大きいのが特徴です。そしてフネ(甲)がないのでヤリイカと同じツツイカ目に分類されます。
アオリイカの概要と生息域を知らなきゃ始まらない
アオリイカはイカの王様
アオリイカはイカの王様です。
最近のエギングブームにより身近に食することができるようになったアオリイカは
それまで料亭などでしか味わうことができない高級食材でした。
アオリイカはイカ特有のミミ(ヒレ)が特に大きく、このミミ(ヒレ)は刺身で食べると美味しいと人気があります。