カーブフォールのテクニックとメリット
フリーフォールの弱点
エギングでは、キャストから着底を確認したらシャクってフリーフォールでエギを沈める動作が基本になります。
通常はフリーフォール(自然に沈めるテクニック)で問題ありませんが、フリーフォールではアオリイカが抱きつく瞬間を捉えるためにラインの動きに神経を注がなければなりません。
暗い夜のエギングや、風や潮流が強いときなどは
こんなときは、カーブフォールを利用すると便利です。
カーブフォールとは?
カーブフォールとは、着水後にラインにテンションをかけエギを沈める方法です。
キャストしたエギが着水したらすばやくベイルを元の位置に戻し、それ以上ラインが出なくなるようにしてエギを沈めていきます。
このときのフォールする軌跡が大きな弧(1/4円)を描くため、カーブフォールと呼びます。
カーブフォールで沈める際はラインに常にテンションがかかっているため、もしもアオリイカが乗ってくればその重さがダイレクトにロッドへ伝わってきます。
このため、カーブフォールではラインの動きを見ている必要はなくロッドを握った手の感触ですぐにアタリが判別できるのです \(^▽^)/
カーブフォールのテクニック
カーブフォールで沈めた後、エギが着底したらシャクリを行い、そのまま再度カーブフォールで沈めていきます。
カーブフォールだと大きな弧を描いて沈んでいきますので、フォールする際に手前(自分の方)にどんどん近づいてきます。
これがカーブフォールのデメリットで、遠くのポイントを狙った遠投だった場合は、せっかくの距離が台無しになってしまいます。
ですので、距離が欲しい場合はカーブフォールよりもフリーフォールの方が適しているといえるでしょう。
遠投する場合は着水後のフォールはフリーフォールで、着底からシャクった後のフォールでカーブフォールを利用するといった合わせ業のテクニックも使えます (^_^)
カーブフォールのその他のメリット
アタリを捉えやすいだけではなく、その他にもメリットはあります。
カーブフォールでは、フォーリング中のエギの姿勢をラインテンションの掛け具合で調整することができます。自然な水平姿勢でフォールさせることも可能ですので、アオリイカが抱き付きやすいです。
また、カーブフォールではフォール時間が長くなるため、長い時間アオリイカを誘うことが可能になります。
フリーフォールで仕留めることが出来ないようなときはカーブフォールに切り替えてみることも有効ですよ (o^-^o)
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