エギの素材と色(カラー)選び

エギング仕掛けとテクニック | アオリイカの釣り方

エギの素材と色(カラー)選び

 

エギ

エギ本体の素材には木製とプラスチック製性の2種類があります。

エギが使われ始めた頃は当然木製ばかりでしたのでしばらくは木製が主流でしたが、現在はほとんどがプラスチック製になりました。

これは加工の手間や原価の問題で、木製よりはプラスチック製のほうが断然効率が良いためです。

木製のエギは

コストも手間もかかるのですね。耐久性もプラスチック製のほうがはるかに高いので当然といえば当然ですね。

また、ボディには多彩なカラーの素材が貼られており、その上に布を巻いているタイプのエギが一般的なものになります。このように布の色とボディカラーとの組み合わせで複雑なエサの色合いを表現しています。

エギの多彩なカラー

海中の世界では全体的に青色がかって見えるものの、どの色のエギを使っても同じように見えるというわけではありません。

オレンジやピンク、赤などアピールの強い色とそうでない色があります。この辺の色は水中でも確かに目立ちそうです♪

エギングは動きが重要視され、如何に生きたエサを演じ『だましてエギを抱かせるか』ということにポイントを置かれがちですが、色も大事な要素です。

特にアオリイカの場合は、視覚が非常に発達していて色も判別できますので、どの天候でも利用できるオールマイティのアピールカラーであるオレンジ色系と、少しアピール度を抑えた赤色系が定番になります。

エギングでは通常この2色が基本となりますが、この他にも魚の保護色であるナチュラルカラー(青やスケルトン)や明るさを抑えたダークカラーを加えることで幅がグッっと広がっていきます。

そして、いくらオレンジ色系が万能カラーとはいえ、全ての天候や潮色に対応できるわけでもありません。

アングラーが多く、アオリイカがエギに慣れてしまっているような場合や、アピール色が強すぎてアオリイカが嫌ってしまうような場合は、オレンジ系ではなく敢えてナチュラル系やダーク系の色を使っていくことも大切です。

また、大物を狙う場合も通常とは違ったカラーを選定すると釣果がよくなったりします。

疑似餌と勘ぐって警戒してしまっているようで、なかなか釣れない状況もあるわけです。このような場合はこういった工夫をしていくことも大切な要素となります。

基本色だけで勝負するのではなく、ナチュラル系やダーク系のエギも用意しておくといいですね (*^-^)

状況 カラー
基本 上布:オレンジ系・ピンク系・赤色系
下地:マーブル系
アジやイワシが多い場合 上布:オレンジ系・グリーン系
下地:シルバー系
日中や海水が澄んいる場合 上布:オレンジ系・ピンク系・ブルー系
下地:ゴールド系
イカがスレている場合 上布:ナチュラル系・ダークピンク系
下地:スケルトン系
マズメ時や水が濁っている場合 上布:オレンジ系・ゴールド系
下地:レッド系

上布オレンジ系、下地マーブル系を基本にしつつ、このように状況によってエギのカラーを変えていくことで、アオリイカの興味をそそることができます。

いつも同じ色でもダメですので、日中やマズメ時などの時間帯や海中の状況によっても色を変えていくと効果的になります。

 

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