エギの手入れ方法
エギングでエギを使用すれば当然スミや海水が付着します。
これをそのままにしておいてはいけません。しっかり手入れを行う必要があります。
イカスミが付いたエギ
アオリイカは釣られるとイカスミを吐きますので、
イカスミは海水中でもなかなか溶けず浮遊するくらい粘着性がありますので、エギに付着したスミは海水で洗ってもなかなか落ちません。
もしエギに付いてしまったらきれいに取り除くか、別のエギに交換しましょう。
なぜなら、イカスミが付いたエギでは釣れなくなるからです。
エギングではエギに向かって数杯のアオリイカが寄ってくることがあります。しかし、エギに掛かったイカがスミを吐くと他のイカは一目散に逃げ去ってしまいます。
つまり、『イカスミ=危険』ということをアオリイカ達は知っているわけです。イカスミを吐くということはすなわち危険が迫っていると仲間に教えているのです。
ですので、イカスミが付着しているエギを見ると危険が近いということを察知しエギに寄り付かなくなってしまいます。
釣果に差が出るところですので、ここもしっかり押さえておきましょう (*^-^)
カンナ(傘針)の手入れ
手入れをすのはイカスミだけでありません。
エギのカンナ(傘上のハリ)には海藻が付着することが多く、こまめに取り除いてやらないとどんどん付着し重くなりなかなか取り除けなくなってしまいます。
また海藻類が付着しているとエギのバランスが崩れ、アクションが不自然になり釣果が落ちてしまいます (^。^;)
こうならないようにカンナに付着した海藻類はこまめにチェックし取り除くようにします。
もしも岩場などに引っ掛けてしまいフック部分が変形してしまったら、根掛かりの原因になりますのでペンチで直すようにしてください。
最後にエギングを楽しんだ後は、カンナの手入れを忘れないようにしましょう。海水ではなく真水を使い、歯ブラシなどできれいに手入れをしておけば長く使い続けることができます (*^-^)
ラインアイの手入れ
ラインを結ぶラインアイは、スイベルタイプ(回転式)と固定式(横型・縦型・ヒモ型)があります。
特に金属製のものは、底への擦れや衝撃で変形することがありますので、変形を見つけたらペンチで補正をします。ラインアイはまっすぐ正面を向いていないとエギのバランスが悪くなり泳ぎに影響が出るためです。
そして、使用後はカンナ同様に真水で洗っておきましょう。金属製のラインアイも使用後は真水できれいに洗っておくことで老朽を遅らせることができます (^_^)
エギの上布の手入れ
エギの布が少し破れたくらいなら全く問題はありませんが、布が大半破れてしまうとエギ本来のカラーが失われてしまうので、アオリイカへのアピール効果が半減してしまいます (^。^;)
多少の破損であればあまり気にすることはないのですが、気になる場合はアワビシートやアワビコートを利用するのも一つの手です。手軽にエギにアワビの光沢を付加できますので、むしろ逆によくなったりします (o^-^o)
また、多くの上布が破れてしまった場合は新しい布を貼るか油性マジックなどを使い別の色に塗りなおします。
布の補修を諦めてマジックを使う場合、やり直しはできないのでその点は注意をしましょう (;´∀`)
もう捨ててもいいや・・・くらいのエギであれば、何もせず捨てるのはもったいないですからその場合はどんどんチャレンジしてみてください (^^)
comment closed