エギのカスタムチューニング
エギの質と量
エギングで使用するエギは価格もピンキリで様々。種類もかなり多くあります。
基本的には、『高いエギだから釣れる』というようなことはありませんので、安いエギをたくさん購入したほうが得策です ( ̄ー ̄)
エギングではボトムの藻場や岩場を狙うことが大半ですので、
1本数千円もするような高いエギを使っているのであれば、ロスした際にかなりの痛手になってしまいますヽ(;´Д`)ノ
それよりは、安めのエギをカラーバリエーションも豊富に揃えたほうが断然効率がいいです。
中には10本セットとか、30本セットなんてもの売っていたりします。特に初心者は、質よりも量で勝負しましょう (o ̄ー ̄o)
チューニングの必要性
市販されているエギは、当然各メーカーが最適な状態にチューニングしていますので、ほとんどの場合購入したエギをチューニングする必要はありません。
しかしエギングをしていると、もう少し早く沈めたい・遅く沈めたいなどといった細かいチューニングを行いたくなることがあります。
基本は、釣行には複数のエギを準備しておき、その時のケースに合ったエギにどんどん交換していくことで解決すると思いますが、どうしてもそのエギに対してチューニングを行いたい場合もあります。
そんなときは、全体のバランスに気をつけながら以下のようなチューニングを行っていくことになります。
エギを早く沈めたい場合は、重くするチューニングをします。
重くチューニングするのは簡単で、糸オモリを使います。糸オモリであれば元の重さに戻したければ外せますし、エギの左右上下のバランスも細かくチューニングできますので便利です (*^-^)
糸オモリを巻く際は、緩んだり外れたりしないようにシンカーや胴体にしっかりと巻きつけます。
逆に軽くするチューニングの場合は、エギに手を加えなければなりませんので慎重に行う必要があります。
オモリであるシンカーをニッパーなどで切り落とすか、岩やコンクリートで削っていきます。(ドリルがあれば、ドリルでシンカーに小さな穴をあけるチューニングもあります。)
このように、軽くするチューニングではシンカーを削っていくことになりますのでやり直しが出来ません。沈む際のバランスが崩れないように注意しながらチューニングするようにしましょう。
カンナのチューニングには2通りの目的があります。
- アオリイカのカカリを良くする
- 根掛かりを防ぐ
①の『アオリイカのカカリを良くする』では、カンナの角度を広げるチューニングをします。
この際、数本だけではなく全体的に広げていきます。アオリイカがカカリやすくなる分、当然根掛かりが多くなるという欠点もあるわけですが・・・
また、カンナが広がることでアオリイカに対して気付かれ易くなり、警戒心が上がってしまいます。広がった針がお尻に付いているベイトなんているわけありませんから・・・ (-""-;)
この辺は経験と微調整になってきます。
②の『根掛かりを防ぐ』では、カンナの下半分を内側へ曲げるチューニングを行い、簡易的な半傘タイプのエギにしてしまいます。
こうすることで、下半分の針がカカリにくくなるため根掛かりが格段にしにくくなります。
しかし、根掛かりが減る反面、アオリイカへのカカリが悪くなるのは容易に想像ができるでしょう。
ただ管理人の経験から、半傘チューニングでさほど釣果が落ちたようなことはありませんので、試してみる価値は十分にあると思いますよ (*^-^)
重さやカンナのチューニング以外にも、アワビシートを貼るチューニング(カスタマイズ)もオススメです。
アワビの自然な輝きを簡単に演出できるアワビシートは、ちょこっと貼るだけでアオリイカに対してのアピールが全然変わってきます。
アワビシートを貼った場合は剥がれないようにするため、上からアワビコートを塗ることを忘れないようにしましょう。
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