時間帯によって変わる効果的な釣り方

エギング仕掛けとテクニック | アオリイカの釣り方

時間帯によって変わる効果的な釣り方

 

暗い海底

アオリイカはあまり強い日差しを嫌い日中は深場に身を潜めています。夜の暗くなった時間帯で主に捕食活動をしますので、マズメ時および夜が最も釣れるゴールデンタイムということになります。

しかし、アオリイカは日中でもよく釣れます。それはどうしてでしょうか?
その理由としては以下のようなことが考えられます。

  • 水深が深い場所は日光が届きにくく暗くなっている
  • 曇りの日は日中でも薄暗い
  • 海水が適度に濁っている
  • 活性が上がっていてエサを追い求めている

このように、昼間でも薄暗かったりすると積極的に捕食行動を行っているからなんです。

上記のような条件下であれば昼間でも問題なく釣りを楽しむことが可能ですが、夜に比べると日中はどうしても釣果が伸びないことが多いです。

やはり、日中であれば昼間よりもマズメ時間帯や午前中、夕方をメインとして釣行したほうが無難ですね。

少しでも暗い時間帯を選んだほうが断然釣れ易くなります (^^)
せっかく釣行するなら沢山釣って家族に自慢したいですからね♪

波

これらのことから、アオリイカのエギングをする場合は、夜間に出掛けるアングラー(釣り師)が多いです。

よく釣れるからという理由はもちろんありますが、会社帰りに出掛けることが出来る『出掛け易さ』という理由もあるようです。

管理人も、息巻いて休日の朝から朝マズメを狙って釣行することもありますが、日中が暑くて・・・ (;´∀`)

それよりも、会社帰りに(というか午後休みを取って)釣行すると涼しいですし、短い時間でもかなり釣れる時間帯ですので思いっきり楽しんで帰ることができます。

また、時間帯だけでなく潮汐(ちょうせき)も深く関係してくる(干潮よりも満潮が釣れる)ので、例えば、日が暮れて1~2時間後に満潮になるような時は特に狙い目になります。

しかし実際はこのようなベストタイミングである日は、月に6~7日しかないので潮汐ばかりを気にしていてはなかなか釣行に出掛けることもできません (^。^;)

条件が揃うにこしたことはありませんが、そこまで気にしすぎることもないと思います。

せっかく予定が空いていて出掛けられるのに、潮汐を気にしすぎて出掛けないなんてもったいないですよね。出掛けられる日は、どんどん出掛けていきましょう♪

マズメ時の釣り方

夕マズメ

朝・夕のマズメ時は海中生物全体がもっとも活性される時間帯ですので、最高の狙い目です。

岸近くまでアオリイカが近づいてきていますので、岩場や藻場周りを中心に足元まで丹念に探してみて下さい。

日中の釣り方

昼の海

日中になり陽が差し始めると、アオリイカは暗い場所を求め再び深い場所へと移動していきます。

遠投を主体とし出来るだけ水深が深い場所を狙いましょう。

岩場の陰やブレイライン(急に深くなっているような場所)などを狙うと効果的です。

夜間の釣り方

夜になり暗くなると浅瀬の獲物を捕食するためにアオリイカも浅瀬へあがってきます。

夜間は夕マズメを経て活性も上がっているため、浅瀬のベイトをを狙って積極的に捕食活動を行っています。

また、海全体が暗くなっているのもあり、浅瀬だけではなく沖合いでも積極的に捕食しています。そのため、遠投と近場の両方を狙ってみるといいでしょう。

明るい夜と暗い夜

同じ夜でも『明るい夜』と『暗い夜』では狙うポイントが若干異なってきます。

月明かりがある比較的明るい夜は、エサであるベイトが海面付近へ上がってくるため、アオリイカもつられて中層~水面へ上がってきます。

また月明かりが出ていない闇夜の場合は、明かりを求めて常夜灯周辺にベイトが集まってくるため、アオリイカも必然的に常夜灯周辺に寄ってきています。

狙うポイントを間違ってしまえば、ターゲットがいないので釣れるわけがありません (;´∀`)

明るい夜は上層レンジを、暗い夜は常夜灯周辺を狙います。このような、アオリイカの習性を知っておくことで、劇的に釣果が伸びていくことでしょう!

 

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