季節で狙うサイズを変える

エギング仕掛けとテクニック | アオリイカの釣り方

季節で狙うサイズを変える

 

エギングは1年中楽しめるレジャー・趣向ですが、その中で最も釣れにくいのは夏場になります。

理由は、春に孵化したアオリイカたちのサイズが小さいためエギでは釣れにくいということです。

アオリイカの寿命は1年であり、産卵期が春になります。アオリイカは産卵を終えると

息絶えていきますので、この春が世代交代の季節となるわけです。

春の季節に孵化したアオリイカは当然捕食活動を行うわけですが、自分よりも大きいエギには見向きもしません。自分の体より小さい獲物しか狙いません。

ですので、夏場はまだサイズが十分に大きくなっていないアオリイカが多く、あまりエギングでは釣れない季節となるわけです。

エギングで最も釣れる季節は秋です。春に孵化したアオリイカたちが、食欲旺盛に獲物を捕食し回ります。

秋の季節のエギングでは、サイズこそ大きなものは望めないものの、とにかく数が多く釣れます。

数を多く釣ってエギングを純粋に楽しんだり、初心者が練習するには秋が最も適した季節となります。

ベイトと共にアオリイカも活性があがりるため、かなり浅瀬にまで寄ってきます。堤防から足元を覗き込んでみるとアオリイカの影が数杯見て取れることも少なくありません。

そんな時は、アオリイカを見ながら釣る『サイトフィッシング』を行うとよいでしょう。

アオリイカの反応を見ながら釣れますので、アオリイカのエギに対するリアクションを確認することができます。このチャンスに、色々なアピールを試してみてアオリイカの反応を確かめるといいですよ。

秋も終わりに差し掛かってくる10月~11月にもなると、だんだんとサイズが大きいアオリイカが釣れるようになってきます。

この時期は、秋の季節特有の高い活性とサイズの大きさを兼ねそろえた1年で最もエギングが楽しめる季節でしょう。

冬の季節のエギングは、大型のアオリイカが狙えますが、数が釣れません

中小サイズのアオリイカは食物連鎖で食べられてしまったり、エギングアングラー達によって釣られてしまいます。それらの危険を潜り(くぐり)抜けた強者が大型サイズへと成長していくのです (^_^)

そう考えると大型のアオリイカってすごいですよね!

また、この冬の季節は日中よりも夕方から夜にかけてのほうが明らかに釣果が伸びます。

秋に比べるとどんどん活性も落ちてきますので、日中は暗い深場やストラクチャーに潜みひっそりとしていることが多くなるためです。

そして春になるとまた、産卵のためにアオリイカ達は浅瀬の藻場へと近寄ってきます。

春は、一年間育ちに育った大物が釣れやすくなりますし、気候もよいのでとても釣りやすい季節です。

このように、季節によって狙うサイズが変わってきますので、狙う場所やエギの号数なども変えていくことが必要になってきます (^^)

 

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