大型アオリイカのフッキングとランディング

エギング仕掛けとテクニック | アオリイカの釣り方

大型アオリイカのフッキングとランディング

 

大型のアオリイカを狙うのに最も適した季節はやはりでしょう。

孵化して1年が経つ時期で、最も大きく成長しているアオリイカが産卵のために藻場へ近づいてきて、あまり動き回ることはせず藻場周辺をテリトリーとして浮遊します。

このように春の藻場はもっとも大物が釣りやすい狙い時ですが、

がむしゃらにエギを投げても釣れることはありません。

大型のアオリイカは警戒心が非常に強く、少しでも不自然な点があれば決してエギにはアタックしてきません。

特に藻場周辺を狙うとなれば尚更です。エギやカンナ、ライン、リーダーに少しでも海藻がかかっていようものなら、大型のアオリイカはエギに見向きもしなくなります。

大物を釣るためにはこれくらいの意識を持つことが最低限必要になります。エギやカンナに少しでも海藻を引っ掛けないように細心の注意を払って、着底からシャクリを入れましょう。

大物がエギにアタックしてきたならば、確実にフッキングさせなければ逃げられてしまいます。

大型のアオリイカになればなるほど、身が堅いため身にはなかなか刺さりにくくなりますので、足の付け根や口周りといった比較的軟らかい部位にフッキングをするようにします。

フッキングが甘くしっかり掛かっていなければ、大物を釣り上げるのは至難の業です。体が大きい分、体重も重く逃げようとする力も強いわけですから。

小さなアタリで合わせるのではなく、ずっしりとアオリイカの重みを感じるまで待ち、大きくゆっくりとエギを足から引き抜くように合わせましょう

大型のアオリイカを足元まで寄せることができれば、あとはランディングを行うわけですが、大物になればなるほどネットの大きさも大きくしていかればいけません。

しかし、ネットが大きくなるとアオリイカの視界に入りやすくなるため、ネットを見たアオリイカが物凄い勢いで暴れだし逃げ出そうとします。

このときにバラしてしまうことだってあります。ここまで寄せておきながらバラしてしまってはホントに悔やんでも悔やみきれませんよね ( ノД`)

また、エギングではラン&ガンを多用することも多く、大きなネットは持ち回りが悪くかさばってしまいます。そこで、エギングではネットよりもギャフをよく利用することになります。

慣れてくればネットを使用するよりもギャフを使用したほうがコンパクトで使い易くなってきますし、特に大型のアオリイカを狙う場合はかなり重宝します。

アオリイカに気付かれずにランディングを行え、ランディング中にバラす確率が格段に低くなりますのでこれはオススメです (*^-^)

 

タグ : 

釣り方    コメント:0

この記事に関連する記事一覧

comment closed