キャスティングの方法とコツ
キャスティングの重要性
エギングでは足元狙いだけではなく、時に遠くにキャストすることあります。
遠くの藻場やストラクチャー、ブレイクラインなどを狙ってキャスティングする際、遠ければ遠いほどアオリイカに遭遇する確率が上がります。
エギを遠くまでキャストすれば
しかし、せっかく遠くへキャストできたとしてもコントロールが定まらなければ意味がありません。狙ったポイントへしっかりキャスティングできなければそこにアオリイカは居ないかもしれないのですから・・・ (-""-;)
キャスティングのコツ
さて、それではキャスティングのコツを紹介していきます。
まず覚えておくべきは『オーバーヘッドキャスト』です。
オーバーヘッドキャストは『野球のピッチング』や『剣道の面』のようにロッドを上から振り下ろして遠くへキャストするためのキャスティングフォームです。
【オーバーヘッドキャストの方法とコツ(右利きの場合)】
- ロッドを右手で握る際、前にスプール、後ろにハンドルがくるようにする
- 右手の人差し指にラインを引っ掛け、手のひら全体でロッドを包み込むようにする
- ベイルを起こす
- ロッドを立て、右目で見てロッドの先端と目標ポイントが一直線上にくるように調整する
- 左手でグリップエンドをしっかり握り、ロッドをゆっくりとまっすぐ振り上げる
- ポイントへ向け、そのまま竿をまっすぐに振り下ろす(この際、右手の人差し指に掛けたラインは、頭を過ぎたとこら辺で離す)
ロッドを掴む際のコツとしては、手のひら全体で包み込むようにすることで、力を入れるのは小指から中指までの3本だけにします。ラインを引っ掛ける人差し指には力を入れないで軽く握るだけにします。
左手の握り方のコツは、グリップエンドを握る際、あまり力んでしまうとキャスティングがスムーズに行えなくなるので、力を入れすぎない程度にリラックスしつつしっかり握ることです (^^)
振り上げたロッドを振りかざす際は、とにかくまっすぐに振り下ろすこと。
その際、右手の人差し指に引っ掛けていたラインをタイミングよくスムーズに離します。
最初は振り幅を小さく
最初の頃はオーバーヘッド・キャスティングもなかなか難しく、思うように目標へ近づけることができません (^。^;)
しかし回数を重ねてくるにつれ、キャスティングのコツが徐々に掴めてきます。
飛距離を伸ばすのは、正確なコントロールが身についてからです。
最初はロッドを小さい振り幅から練習し、慣れてきてから段々と振り幅を大きくしていきましょう。
キャスティング時の力の入れ具合やフォームなどが体に染み付いてくると、面白いように目標のポイントへ近づけることが出来るようになりますよ \(^▽^)/
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